タトゥー・刺青除去(ピコレーザー)｜たるみ、しわ、ニキビ跡、しみの悩みなら名古屋、銀座、大阪のクリニックビザリア

ピコレーザーとは

シミの治療や刺青除去などをレーザーで治療するには、レーザーの波長とレーザーの照射時間（パルス幅）が重要となります。
従来使用されてきたレーザー（Q-スイッチレーザー、QスイッチYAGレーザー等）はパルス幅が「ナノ秒」であるのに比べ、ピコレーザーのパルス幅はさらにその1000分の1秒の「ピコ秒」という非常に短いパルス幅を持つレーザーです。
ピコレーザーでの治療は従来のレーザーよりもの発生が少ないため、タトゥー（刺青）のインク周辺の組織に与えるダメージも少なく、火傷や瘢痕の少ないため、“よりスピーディに”“より肌に優しく”“より効果的に”治療することが可能となりました。

レーザーは照射時間（パルス幅）が短ければ短いほど熱変性させずに色素を破壊することができます。

Discovery Pico PLUS

DISCOVERY PICO PLUSは、最新鋭の第二世代のイタリア Quanta社製の「ピコ秒」レーザーです。
現存する「ピコ秒」レーザーの2倍から4倍といわれる高いパワーで照射が可能なQuanta社の革新的なピコテクノジー（特許出願中）を搭載しています。

ピコレーザーでのタトゥー・刺青除去

これまで、タトゥーやアートメイクの除去で主流だったＱスイッチレーザー「ナノ秒＝10億分の1秒」では除去できないとされていた、青・赤い黄色などのカラーインクもピコレーザー「ピコ秒＝1兆分の1秒」ならphotomechanical effect（光機械的効果）で細かい粒子へと破壊することが可能となりました。
また、肌へのダメージを小さく抑えることができ、治療回数も従来のQスイッチレーザーの半分程度の回数で済みます。

いままでより「早く」「きれいに」治療することが可能

従来のQスイッチレーザーに比べ、ピコレーザーはタトゥー・刺青に使用されたインク色素の粒子をより細かく破砕することができます。さらに、細かく破砕された色素は自然な代謝機能で排泄されやすくなるので、治療回数を少なくして、タトゥー・刺青を消すことが可能です。

※治療回数はインクの濃さや深さにより個人差があります。

また、インクの破壊が従来のQスイッチレーザーより、小さな粒子サイズまで破壊できることで、Qスイッチレーザーで治療したけれど、薄く残ってしまっているようなタトゥーでもさらに治療することが可能です。

「痛みの少ない」治療が可能

レーザーを破壊しインクを破壊する際には熱が発生し、その熱が周囲の組織にダメージを与えるため痛みが発生します。
レーザーの照射時間（パルス幅）が「ピコ秒」という非常に短いパルス幅のピコレーザー治療は、従来のQスイッチレーザー（ナノ秒）に比べ熱の発生が少なく、周囲の組織に与える熱ダメージが少ないため、痛みが軽減されています。

オールカラー対応で、これまで消えなかったカラーも治療可能

Discovery Pico PLUSは2つの波長レーザー（532nmと1064nm）を使用することで、黒色系だけでなく、赤、オレンジ、黄色などのインクにも反応させることができます。

DeScribe PFD（ディスクライブPFD）パッチの使用で治療後の傷を早くきれいに

DeScribeパッチ はレーザー光線照射時に起こる反射を抑えて、ホワイトニング（表面で発生する気体と蒸気の層）を吸収します。熱、傷や水疱形成、色素沈着や痛みなどをより抑えられ、より早く傷が回復します。

（右）DeScribe PFD（ディスクライブPFD）を使用した場合

施術内容

患部をクーリングし冷やしながらレーザーを照射します。治療時の痛みはゴムではじかれる程度で、タトゥー除去が広範囲の場合は麻酔クリームまたは麻酔注射を使用します。

ピコレーザー タトゥー・刺青除去の注意事項