鏡を見てみると、「眉間に小さなシワができていた」という方も少なくありません。
眉間にシワがあると、実年齢よりも老けて見えたり、怒っている印象を与えてしまうこともあります。シワができてしまう原因として、「無意識に眉間にシワを寄せている」「老化」などが挙がります。しかし、普段の生活の中で少し意識をすることで、眉間のシワは改善することができるのです。
今回は、眉間にシワができてしまう原因と合わせて対策方法をご紹介します。
目次
なぜ眉間にシワができてしまうのか?その原因とは
若いのに眉間にシワができやすい人の原因/他の部分に比べて眉間の皮膚は薄い
他の部分に比べて目元の皮膚はとても薄いため、眉間にシワを寄せるなどの癖があると跡がつきやすくなります。こうした眉間にシワを寄せる行為が繰り返されることで、シワができてしまうのです。
また、眉間などはスキンケアの中でも見落としがちな部分なので、しっかりと保湿されないことがあります。肌の水分が失われると、角質層が固くなりシワができてしまうのです。
老化によるコラーゲン不足も眉間のシワの原因になる
年齢を重ねることで、体の中にあるコラーゲンがどんどんと減っていきいます。
肌の弾力をキープするために欠かせないコラーゲンが不足すると、肌のハリが失われ、シワになりやすい状態になってしまうのです。さらに、1度シワができてしまうと元に戻りにくくなります。
パソコンやスマホを使っている時に目を細める癖や疲れ目も眉間のシワの原因になる
「遠くのものを見るとき」「小さな文字を見るとき」などに、眉間にシワを寄せて目を細めていませんか? こうした行為が頻繁に起こると、皮膚に癖がついてしまいシワになりやすくなります。
また、パソコンやスマートフォンなどを長時間使用していると目が疲れる原因に。
目が疲れると無意識に目を細めたり、眉間にシワを寄せている可能性があるのです。
「老け顔」の原因、眉間のシワの撃退方法
眉間まわりの筋肉をほぐすマッサージ
眉間はとくに筋肉、皺眉筋(しゅうびきん)、鼻根筋(びこんきん)は凝りやすいため、マッサージしてあげることでシワが改善していきます。
まずは、肌への摩擦を防ぐためにクリームやオイルを眉間に塗り、シワと逆方向に伸ばすようにマッサージをしていきます。縦シワの場合は横に、横シワの場合は縦に伸ばすようにしてください。
肌のハリ感をアップするコラーゲンを摂取する
シワを作らない弾力のある肌をキープするためには、コラーゲンを意識的に補給することが大切です。コラーゲンを多く含んだ手羽先や軟骨、スッポンなどを食事に取り入れると良いでしょう。また、市販のコラーゲンが含まれているドリンクで摂取することもできます。
保湿クリームで肌の保湿をしっかりする
眉間の皮膚はとても薄いので、洗顔後は化粧水で水分を補給します。また、化粧水を含んだコットンでパックをするのも対策方法の1つです。
さらに、水分を逃がさないために美容液やクリームを重ねてしっかりと保湿をしましょう。他にも「ホホバオイル」「アルガンオイル」などの天然植物オイルを、美容液やクリームの代わりに使うのもおすすめです。
目を細める癖を改善する
無意識のうちにしてしまっていることが多いですが、目を細める癖がある方は、できるだけ目を細めないように意識しましょう。
また、目を細める=視力が低下している可能性があるので、メガネやコンタクトを利用するのも1つの方法です。
普段の生活の中で、少し意識してみることで眉間のシワは改善へと向かっていきます。
眉間のスキンケアを心がけたり、1日のお疲れ目を癒すなどの工夫をしてみてください。
眉間のシワを美容クリニックで解消する
また、眉間のシワを長い間放置してしまい、なかなか改善しないとお悩みの方は、一度美容クリニックへ相談してはいかがでしょう。シワの治療のひとつである、ボトックス注射は表情筋の動きを抑制しシワのもとからアプローチします。くっきりと痕になってしまったシワはもちろん、これからできてしまいそうなシワを予防する効果もあります。プロの力を借りることも、1つの方法なのでぜひ検討してみてください。
シワの関連施術
気になるお悩み、まずはお気軽にご相談ください。
このページの監修・執筆医師
医療法人 二昌会 理事長
クリニックビザリア総院長小林昌義
<理事長略歴>
- 1989年
- 名古屋市立大学医学部卒業
- 1997年
- 名古屋市立大学医学部大学院卒業
医学博士
名古屋市立大学病院勤務 - 1998年
- 小林整形外科開院
- 2006年
- 医療法人 二昌会 理事長
- 2006年10月
- クリニック ビザリア開院
- 2015年9月
- クリニックビザリア銀座 開院
- 2018年3月
- クリニックビザリア大阪 開院