人と向かい合って話すときは、動きのある目元や口元に視線がいってしまうもの。
そのため、口元に目立つシワがあると老けて見られる原因になってしまいます。
若々しい見た目を保つために、口元のシワの種類と対策方法を詳しく探ってみましょう。
目次
口元のシワの種類と原因
乾燥ジワの原因
チリチリとした小さなシワは、肌の乾燥が原因の可能性があります。
皮膚が乾燥して肌にハリがなくなることで、細かなシワができてしまうのです。
最初は細かな乾燥ジワですが、放っておくとどんどん深くなり、太くて目立つシワになってしまうので注意が必要です。
表情ジワの原因
笑った後に真顔に戻ると、口の横に跡がついていることがありますよね。
これは、皮膚が笑ったときの形に固定されてしまうことで生まれるシワです。同じ表情を繰り返すことで少しずつ跡が残り、深くて濃い表情ジワが形成されてしまうのです。
老化が原因のシワ
普段あまり会話をしない人、表情が乏しい人は、筋肉の衰えが原因となってシワができることがあります。
口元の皮膚を支えている筋肉が衰えることでたるみが生じ、シワができてしまうのです。
いわゆるブルドック型のたるみとシワも、筋肉老化が要因といえるでしょう。
口元のシワを防ぐ対策方法
肌の保湿で対策する
シワ予防の基本は、肌の保湿です。
口元の肌を十分に潤してあげることがシワを防ぐことに繋がります。
保湿によって肌にハリを与えることで、乾燥ジワだけでなく、表情ジワや筋肉老化ジワも予防・改善することができますよ。
口元に使用するスキンケア用品には、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が豊富に入ったものを選びましょう。
部屋の加湿で対策する
空気がカラカラに乾燥していると、せっかくの保湿ケアの効果が半減してしまいます。
部屋の空気が乾燥しているときは、加湿器をつけたり、洗濯物を室内に干したりして、適当な湿度を保ちましょう。
シワを伸ばしてパックする
表情ジワの改善には、パックがおすすめです。
口元の皮膚を軽く持ち上げ、シワを伸ばしながらシートタイプのパックを貼りつけましょう。使いやすい口元専用のパックも販売されているので、ぜひ利用してみてくださいね。
表情筋を鍛える
筋肉老化ジワを防ぐためには、表情筋を鍛えることが大切です。
表情筋を刺激する簡単なエクササイズをご紹介するので、気がついたときに実践してみましょう。
表情筋を鍛えるポリバケツ体操
顔を上下に動かしながら、大きく口を開けて「ポ・リ・バ・ケ・ツ」と言います。
「ポ」の時に上を向き、「リ」の時に下を向くというように、1語ずつ顔を上下に動かすことがポイントです。
表情筋の動きを意識しながら、ゆっくりと行いましょう。
いかがでしたか?
しっかりと対策をしなければ、口元のシワは深くなっていく一方です。
若々しさを保つために、自分のシワのタイプを見極めて、今回ご紹介した対策方法を取り入れてみてくださいね。
シワの関連施術
気になるお悩み、まずはお気軽にご相談ください。
このページの監修・執筆医師
医療法人 二昌会 理事長
クリニックビザリア総院長小林昌義
<理事長略歴>
- 1989年
- 名古屋市立大学医学部卒業
- 1997年
- 名古屋市立大学医学部大学院卒業
医学博士
名古屋市立大学病院勤務 - 1998年
- 小林整形外科開院
- 2006年
- 医療法人 二昌会 理事長
- 2006年10月
- クリニック ビザリア開院
- 2015年9月
- クリニックビザリア銀座 開院
- 2018年3月
- クリニックビザリア大阪 開院