目元は女性の魅力を映し出すパーツですが、加齢とともにシワの悩みも出てきますよね。
とくに、目尻にできる「カラスの足跡」のような細かいシワにお悩みの女性は多いのではないでしょうか。今は細かく小さなものでも、これを放置してしまうと深く大きなシワに発展してしまいます。手遅れになる前に、原因とケア方法を学んで目尻のシワの改善を目指しましょう。
目次
目尻にカラスの足跡が刻まれてしまう原因とは?
表情筋の衰え
表情筋とは、笑ったり怒ったりする表情を作るときに使う筋肉で、肌のハリを保つという働きも担っているもの。この表情筋が衰えることで肌を支えることができなくなり、ハリが低下してたるみが生じ、シワができてしまうのです。
表情筋の衰えは加齢によって次第に起きていくものですが、普段から人と会話をするときに表情が乏しかったり、スマホやPCの操作ばかりで同じ表情を長時間していることが原因でも引き起こされます。目尻のシワを改善するためには、表情筋を鍛えることが大切です。
乾燥が原因
目元の肌は顔の中でもとくに薄くできているため、他のパーツに比べて乾燥しやすいという特徴があります。水分や油分のバランスがよく、しっとりと保湿された肌にはふっくらとした弾力がありますが、乾燥気味のカサカサ肌にはハリが見られずシワができやすくなります。お風呂上りや洗顔後のスキンケア時には、とくに目元を重視した保湿を行って水分と油分を与えてあげましょう。
また、乾燥によって起こるかゆみが気になり、目をゴシゴシと擦ってしまうという方も要注意。摩擦は肌に大きなダメージを与えるため、シワを作る大きな原因となります。
紫外線が原因
紫外線というと真夏に降っているものというイメージが強いですが、実は年間を通して降り注いでいます。そのため、UV対策を疎かにして紫外線を浴びてしまうと、肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンが破壊されて肌弾力が低下し、シワが生まれてしまうのです。
紫外線から肌を守るためには、夏以外の季節でもしっかりとした紫外線対策が大切になります。外出の際にはしっかりと日焼け止めを塗って、紫外線を予防しましょう。UVカットの化粧品やサングラスなどの使用もおすすめです。
目元のカラスの足跡を改善するための方法とは?
表情筋を鍛える
目の周りには眼輪筋という表情筋があります。目尻のカラスの足跡を退治するためには、この眼輪筋を鍛えることが大切です。
まずは、中指を目頭に置き人差し指を目尻に置いて、指を軽く上に持ち上げます。
その状態のまま、完全に瞑らないように注意しながら目を細めて20秒キープしましょう。
20秒たったら元に戻し、始めから同じように2~3回繰り返してください。
これを日々の生活の中に取り入れて、眼輪筋に働きかけましょう。
アイクリームなどの専用保湿ケアを使う
目尻のシワを改善するためには、普段使用している化粧水や乳液といった基礎化粧品にプラスして、アイクリームなどの目元専用の保湿アイテムを使用することがおすすめです。
アイクリームを目の周りに塗ったら、目尻のシワを伸ばすようにして優しく塗り込んでいきましょう。このとき、ゴシゴシとこすったり強く伸ばし過ぎたりしないよう注意してください。
目元にシワがあると、一気に老けた印象を与えてしまいます。シワを改善するためにはコツコツとしたセルフケアの積み重ねが大切です。
また、毎日のセルフケアとあわせて、クリニックでの施術を受けることもおすすめの方法。
メスを使わずに気軽にシワを改善できるボトックス注射・ダーマトキシン(ボトックスリフト)は、目尻のシワに高い効果が期待できます。プロの手と自らのセルフケアを並行して行い、カラスの足跡を改善していきましょう。
シワの関連施術
気になるお悩み、まずはお気軽にご相談ください。
このページの監修・執筆医師
医療法人 二昌会 理事長
クリニックビザリア総院長小林昌義
<理事長略歴>
- 1989年
- 名古屋市立大学医学部卒業
- 1997年
- 名古屋市立大学医学部大学院卒業
医学博士
名古屋市立大学病院勤務 - 1998年
- 小林整形外科開院
- 2006年
- 医療法人 二昌会 理事長
- 2006年10月
- クリニック ビザリア開院
- 2015年9月
- クリニックビザリア銀座 開院
- 2018年3月
- クリニックビザリア大阪 開院