小顔を目指してダイエットをしているのに、なかなか改善されずに悩んでいるという女性は多いもの。
もしかすると、顔のエラが張っていることが原因かもしれません。
一体なぜエラが張ってしまうのか、エラ張りを緩和するマッサージ方法とあわせてご紹介します。
エラが張る理由とケア方法
顔が大きく見えてしまう原因の1つに、「エラ張り」があります。
耳の下辺り、あごの付け根のエラ部分が横に張っているために、顔が四角く大きく見えてしまうのです。
エラが張ってしまう理由のひとつに、「咬筋」が関係していると言われています。
咬筋は歯を食いしばるときに使われる筋肉ですが、ここが発達し過ぎていると、どうしてもエラが目立った状態になってしまうのです。
そんなエラ張りを解消して小顔になるためには、咬筋をほぐし、老廃物を流し出すマッサージをしてあげるのが効果的です。
では、具体的なマッサージ方法を詳しく見ていきましょう。
咬筋をほぐすマッサージ
咬筋は食事のときだけではなく、体に力を入れるときや緊張しているとき、寝ながら歯を食いしばっているときなども使われています。
凝り固まって張ってしまった咬筋をマッサージでほぐし、小顔に近づきましょう。
1. 咬筋の位置を確かめる
耳の下辺り、奥歯を噛み締めた際に膨らむ部分に咬筋があります。
2. 咬筋に指の腹を当てて、円を描くようにマッサージする
凝り固まった筋肉をほぐすようなイメージで30秒~1分ほど揉みほぐしましょう。
老廃物を流すリンパマッサージ
リンパマッサージは顔全体の老廃物を流す効果があるため、エラ張りだけでなく、むくみやたるみが気になる際にもおすすめです。
手の滑りを良くするためにクリームやジェルを塗りながら、優しく撫でるように行いましょう。
1. 鎖骨の上下を手のひらで撫で、リンパの流れを促進させる
2. おでこの中央に両手の指の腹を当て、こめかみに向かって指を滑らせる
3. 目の上下に指を沿わせ、こめかみに向かって指先を滑らせる
※目の周りの皮膚は特にデリケートなので、できるだけ弱い力で行います。
4. 小鼻の横や口角から耳元へ向けて、頬に溜まった老廃物を流すように指の腹を滑らせる
5. 両手の親指をあごの下に当て、人差し指を曲げあごの前側に添わせる
6. 親指と人差し指であごを挟み、フェイスラインの老廃物を耳の下向かって押し流す
※エラの部分は特に念入りに行いましょう。
7. こめかみに指先を当てて、耳の前→首筋→鎖骨に向かって手のひらを滑らせる
8. 再び鎖骨の上下を撫でほぐして完了
ダイエットで改善することのできないエラの張りは、コンプレックスに感じてしまう女性も少なくありません。
セルフケアで少しずつ改善していく方法の他には、美容クリニックで治療を受ける方法もあります。
エラ張りの解消に効果的なのは、「ボトックス注射」です。
筋肉の動きをやわらげ、萎縮させる効果のあるボトックス注射なら、簡単に憧れの小顔を手に入れることができるのです。
なかなか改善されずに悩んでいるという方は、一度相談してみることをおすすめします。
小顔・むくみの関連施術
気になるお悩み、まずはお気軽にご相談ください。
このページの監修・執筆医師
医療法人 二昌会 理事長
クリニックビザリア総院長小林昌義
<理事長略歴>
- 1989年
- 名古屋市立大学医学部卒業
- 1997年
- 名古屋市立大学医学部大学院卒業
医学博士
名古屋市立大学病院勤務 - 1998年
- 小林整形外科開院
- 2006年
- 医療法人 二昌会 理事長
- 2006年10月
- クリニック ビザリア開院
- 2015年9月
- クリニックビザリア銀座 開院
- 2018年3月
- クリニックビザリア大阪 開院