ニキビがシミになる？！ニキビ跡の種類と改善方法とは

ニキビが治った部分に残ってしまう「ニキビ跡」。実はニキビ跡には、いくつかの種類があることはご存じですか？
場合によっては、シミのようなニキビ跡が残ってしまうこともあるのです。
果たしてニキビ跡にはどのような種類があるのでしょう。気になる予防・改善の方法とあわせてご紹介します。

1 ニキビ跡の種類
2 ニキビ跡の予防と改善する方法

ニキビ跡の種類

赤みのあるニキビ跡

ニキビ経験者なら誰でも一度は目にしたことのある赤いニキビ跡。
炎症ニキビが治る際は、患部に一時的に毛細血管が集中するため、血が透けて赤く見えてしまうのです。しかし、赤いニキビ跡はそれほど心配する必要はありません。ほとんどの場合、時間の経過とともに薄くなっていきます。
ただし、間違ったケアや生活習慣の乱れによってターンオーバーが乱れれば、悪化して色素沈着を起こしてしまうこともあるため注意しましょう。

シミ（色素沈着）になったニキビ跡

茶色いシミのように残ってしまうニキビ跡は、色素沈着が原因となって起こります。
ニキビの炎症が悪化することで免疫反応が過剰になり、メラニン色素が大量に発生してニキビ跡に……。
このタイプのニキビ跡を改善するためには、通常のシミと同じようなケアが必要になります。

クレーター状のニキビ跡

皮膚の表面がでこぼこになるクレーター状のニキビ跡は、炎症の悪化によって肌の奥深くまでダメージが到達してしまうことで起こります。
軽度のクレーターであれば肌のターンオーバーによって改善されますが、重度の場合はセルフケアでの改善が難しくなるため注意が必要です。

ニキビ跡の予防と改善する方法

できたニキビの過剰なスキンケアを避ける

ニキビ跡を作らないためには、できてしまったニキビを悪化させないことが大切です。
ニキビをはやく治そうと繰り返し洗顔をしたり、化粧品や薬を何度もつけてしまったりすると、ニキビの炎症を悪化させてしまう可能性も。
ニキビのでき始めは最低限の洗浄と保湿を行うに留め、できるだけ様子を見るようにしましょう。
ただし、ニキビが化膿してしまった場合は、新たなニキビの発生を防ぐために化膿止めなどの薬を塗ることをおすすめします。

シミ（色素沈着）になったニキビ跡には美白ケア

ニキビ跡がシミになってしまった場合は、色素沈着を改善する美白ケアを行いましょう。
ビタミンC誘導体やハイドロキノンの配合された美白美容液、ニキビ跡専用コスメなどの使用がおすすめです。
さらに、栄養バランスの良い食事でビタミンA・C・Eを積極的にとることで、肌のターンオーバーを促進しましょう。

クレーター状の凸凹のニキビ跡は美容クリニックへ

セルフケアでの改善が困難な重度のクレーター状ニキビ跡は、美容クリニックでの治療をおすすめします。
Flaxel3 Dual（フラクセル3デュアル）というレーザーを使った治療なら、2つの異なる波長を気になるニキビ跡にピンポイントで照射し、新たな肌へと生まれ変わらせることができますよ。
その他にも、“ケミカルピーリング”や“フォトフェイシャル・IPL（光治療）”などいくつかの方法があるため、専門の医師に相談して自分の肌に合った治療方法を見つけましょう。