乾燥が招く肌トラブルと言えば、シワを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし実は肌の乾燥は、シミを招く原因でもあるとされています。
今回は、意外と知られていない乾燥とシミの関係性について、詳しくご紹介いたします。
目次
乾燥がシミを増やす原因とは
シワの原因として知られる乾燥は、一体なぜシミまで引き起こしてしまうのでしょうか?
その主な原因は、以下の2つです。
紫外線ダメージを受けやすくなるとシミになりやすい
肌が乾燥すると、ウイルスや菌などの外部の刺激から肌を守る“バリア機能”が正常に働かなくなります。
本来うるおっているはずの角質層が乾燥して隙間が開き、外敵の侵入をたやすく許してしまうように。もちろん菌やウイルスに対してだけではなく、紫外線に対しても同じことが起こります。
肌のバリア機能が低下することで紫外線が肌の内部に侵入しやすくなり、シミの元となるメラニンをどんどん増やしてしまうのです。
ターンオーバーが乱れてメラニンが残り色素沈着になる
乾燥によって肌が硬くなると、ターンオーバーの周期の乱れを招きます。
約28日周期で剥がれ落ちる予定の古い角質が、肌に残ったままになってしまうのです。
古い角質の中には、シミの元となるメラニンが含まれています。
角質が剥がれ落ちなければメラニンはどんどん蓄積されていきますから、シミが濃くなってしまうのも当然と言えるでしょう。
乾燥対策から始めるシミの予防テクニック
肌の乾燥は、“メラニンを増やす原因”になり、さらには“メラニンを残す原因”にもなるということをご説明しました。
つまり、白く透明感のある肌を維持するためには、以下のような乾燥対策を行っていくことが大切なのです。
高保湿の基礎化粧品でスキンケアをする
乾燥はありとあらゆる肌トラブルの原因になります。
そんな乾燥を効率よく回避するためには、保湿効果の高い基礎化粧品を使ってあげるのがポイントです。
セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸などの入ったコスメを毎日のスキンケアの土台にしましょう。
美白美容液でシミを予防して美白ケア
シミを防ぐためには、やはり美白ケアも必要です。
そこでおすすめしたいのが、高保湿の基礎化粧品に、美白美容液をプラスする方法。
十分な保湿をしながら美白成分を補うことで、さらにシミに対策していきましょう。
化粧品のつけ方を見直して乾燥予防
どんなに高価な化粧品でも、ただ適当に肌につけていては意味がありません。
ハンドプレスしながら、ゆっくり優しく肌に馴染ませていきましょう。
手のひらで肌を温めながら馴染ませれば浸透率がアップして、より良い効果が期待できます。
シミの予防は日焼け止めを塗る前も保湿が大事
シミを予防するためには、日焼け止めを塗ることも忘れてはいけません。
しかし日焼け止めは肌を乾燥させやすいので、塗る前にもしっかり保湿することが大切です。
また、夜のクレンジング後も十分な保湿をして、肌の回復を促しましょう。
いかがでしたか?
意外と知られていない乾燥とシミの関係についてご紹介いたしました。
シミの予防・改善のためにスキンケアを見直してみようという方には、エンビロンのC-クエンスシリーズをおすすめいたします。ビタミンAを中心とした成分が紫外線による光老化に効果的に働き、健やかでうるおい溢れる肌へと導いてくれますよ。
丁寧な保湿ケアで乾燥を防ぐことは、美しい肌を守るための基礎中の基礎。シミを予防するためにも、これまで以上に力を入れて保湿ケアを行ってあげてくださいね。
シミを解消する関連施術
気になるお悩み、まずはお気軽にご相談ください。
このページの監修・執筆医師
医療法人 二昌会 理事長
クリニックビザリア総院長小林昌義
<理事長略歴>
- 1989年
- 名古屋市立大学医学部卒業
- 1997年
- 名古屋市立大学医学部大学院卒業
医学博士
名古屋市立大学病院勤務 - 1998年
- 小林整形外科開院
- 2006年
- 医療法人 二昌会 理事長
- 2006年10月
- クリニック ビザリア開院
- 2015年9月
- クリニックビザリア銀座 開院
- 2018年3月
- クリニックビザリア大阪 開院