シワ

原因は「年齢」だけじゃない?! おでこのシワの主な原因とは

一度できると目立ちやすく、表情にまで影響を与えてしまう「おでこのシワ」は、女性にとって年々大きくなる深刻な肌悩みのひとつ。
改善も難しいため、「年齢のせいだから仕方ない」と諦めてしまう方も少なくありません。
しかし、おでこのシワを生む原因は年齢だけではありません。
今回は、おでこのシワができてしまう原因や対処方法について紹介していきます。

「小ジワ」の段階で対策を!

気になるおでこのシワですが、入浴後に薄くなったり、ほとんど見えなくなったりしている場合は、ごく初期段階の「小ジワ」だと言えます。
乾燥が原因でできる浅い小ジワなら、保湿ケアを徹底して行うことで解消することが可能です。
保湿効果の高い基礎化粧品を使ったり、定期的に化粧水パックを行ったりすることで、丁寧な保湿ケアを心がけましょう。

コラーゲンの減少による「真皮ジワ」

スキンケア後、肌が潤った状態でも消えないおでこのシワは、真皮層のコラーゲンやエラスチンの減少で起こっている「真皮ジワ」です。
真皮にまで達したシワは一度できると消すことが難しく、「大ジワ」「本ジワ」などと呼ばれることもあります。
真皮ジワを生んでしまう主な原因は、加齢と「紫外線」。前髪で隠れるからと油断せず、日中の外出時はおでこの紫外線対策をしっかりと行うようにしてください。

表情の変化で刻まれる「表情ジワ」

眉を上げたり、眉間に力を入れたりした際にできるシワを「表情ジワ」と言います。
繰り返し同じ位置にシワができることで、肌の奥深くにまでクセがついてしまうのです。

しかし、コラーゲンやエラスチンが正常に保たれていれば、表情を変えても跡が残ることはありません。
真皮のコラーゲンやエラスチンが減ることで、シワを伸ばす弾力が衰えて表情ジワが刻まれてしまうのです。
シワを癖づける表情に気をつけ、上記の真皮ジワ同様に紫外線対策を徹底することが大切です。

真皮ジワ・表情ジワを改善するためには?

真皮ジワ・表情ジワを改善するためには?

深く刻まれてしまったおでこのシワを改善するためには、コラーゲンやエラスチンを増やしていくケアが必要になります。

しかし、ただコラーゲンが配合された化粧品を使っても、ほとんどの場合は真皮にまで浸透させることができません。
基礎化粧品でシワのケアを行うには、「コラーゲンが入っている」化粧品ではなく「コラーゲンを増やす」成分が配合された化粧品を選ぶことが重要なポイントになります。
ビタミンC誘導体や、ナイアシンレチノイン酸などが含まれた化粧品を選び、丁寧にケアしていきましょう。

気になるおでこのシワの原因と、改善のための方法をご紹介いたしました。
しかし、始めにお話ししたように、深く刻まれてしまったシワをセルフケアで改善するのは難しいもの。
クリニック等で行われている「ボトックス注射」を行うことで目立たなくするのもひとつの方法です。
どうしてもおでこのシワが気になってしまう、ケアしても一向に改善されないという方は、ぜひ検討してみてくださいね。

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気になるお悩み、まずはお気軽にご相談ください。

このページの監修・執筆医師

医療法人 二昌会 理事長
クリニックビザリア総院長小林昌義

理事長 小林昌義
<理事長略歴>
1989年
名古屋市立大学医学部卒業
1997年
名古屋市立大学医学部大学院卒業 
医学博士
名古屋市立大学病院勤務
1998年
小林整形外科開院
2006年
医療法人 二昌会 理事長
2006年10月
クリニック ビザリア開院
2015年9月
クリニックビザリア銀座 開院
2018年3月
クリニックビザリア大阪 開院