ある一定の年齢を超えてくると急激に姿を現すようになるシミ。
たった1つでも顔にシミがあるだけで、見た目年齢を上げて老けた印象を与えてしまいます。そんな女性にとって大敵ともいえるシミですが、実は「できやすいタイプ」というものがあることをご存知でしょうか。今回は、シミができやすいタイプの特徴や、シミを予防するために気を付けるべき生活習慣についてご紹介いたします。
自らがシミを作りやすい環境を生み出す!? NG習慣とは?
睡眠不足
睡眠不足は、健やか肌をキープするのに欠かせないターンオーバーを乱す原因となります。ターンオーバーが乱れると、紫外線などによって作られたメラニン色素を上手く排出することができなくなるため、シミができやすくなってしまうのです。
また、週末の寝だめや不規則な睡眠時間も、肌にとってダメージとなってしまうもの。
睡眠をとるときには、量より質を重視することが大切です。
喫煙
タバコを吸うことで、体内には活性酸素が作られます。活性酸素は本来体を守るという働きがあるものですが、これが増えすぎるとシミができやすくなってしまいます。
また、タバコは体内のビタミンCを大量に消費したり、血行不良を招いたりとたくさんのダメージを与えるもの。ビタミンCはシミの元となるメラニンの生成を抑制し、血行はターンオーバーにも深く関係しているため、喫煙とシミにも大きな関係があるといえるでしょう。
シミができやすくなる肌質とは?
乾燥肌
肌が乾燥すると、ターンオーバーの乱れや肌のバリア機能の低下を引き起こします。
ターンオーバーの乱れがシミを作ることは先述していますが、バリア機能の低下もシミが作られやすくなる原因の1つ。バリア機能が低下することで、紫外線などの外部刺激を受けやすくなり、シミができやすい肌になってしまいます。
・肌の色が白い
色白だという方は元よりメラニンが少なく、紫外線によるダメージが与えられやすいという特徴があります。そのため、紫外線を浴びるとより多くのメラニンが生成され、シミへと変化しやすいのです。たとえターンオーバーが正常に働いていても、あまりに大量のメラニン色素が生成されると、すべてを排出することはできずに肌に蓄積されてしまうため注意が必要です。
シミを作りにくくする生活習慣とは?
多くの女性を悩ませるシミを防ぐためには、睡眠不足の解消や禁煙などに加え、ストレスの解消なども重要なポイントになります。毎晩の入浴を習慣にして体を温め、血行を促したりリラックス気分を高めたりする方法がおすすめです。
また、メラニン生成を抑制するビタミンCを意識的に摂取するというのも大切です。
サプリメントなども利用しながら、柿やアセロラなどのビタミンCが豊富な食材を食べて体の内側からアプローチしていきましょう。
また、シミを引き起こす最大の原因ともいえる紫外線への対策をしっかりと行うことも忘れてはいけません。季節を問わず外出時には日焼け止めや帽子、サングラスなどを使用して、肌へと降り注ぐ紫外線をブロックしましょう。
同じような年齢で、同じような生活を送っているように見えても、ちょっとした生活習慣や肌質によっては、シミができやすくなってしまいます。
透明感あふれる健やか肌をキープするためには、日々のスキンケアとあわせて生活習慣の改善が欠かせません。また、どうしても自分では限界があるという方は、クリニックへ相談をしてみるという方法も1つの手です。ピコレーザー(しみ治療)は、光治療では難しかった薄いシミへのアプローチもできるという優れもの。知識溢れるプロの手を借りて、自信溢れる素肌を手に入れましょう。
シミを解消する関連施術
気になるお悩み、まずはお気軽にご相談ください。
このページの監修・執筆医師
医療法人 二昌会 理事長
クリニックビザリア総院長小林昌義
<理事長略歴>
- 1989年
- 名古屋市立大学医学部卒業
- 1997年
- 名古屋市立大学医学部大学院卒業
医学博士
名古屋市立大学病院勤務 - 1998年
- 小林整形外科開院
- 2006年
- 医療法人 二昌会 理事長
- 2006年10月
- クリニック ビザリア開院
- 2015年9月
- クリニックビザリア銀座 開院
- 2018年3月
- クリニックビザリア大阪 開院